神谷 萌南

イタリア、こんな場所だった

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皆さんこんにちは!!

イタリアのサルデーニャ島に留学に来て、1カ月がたちました。

今回は、この1カ月で思ったこと、感じたことを綴りたいと思います。

まずは、イタリアがどんな場所かというところから。

街並みや人々は、出発前のイメージと全く一緒でした。

建物の高さが低いので、空がとても近く感じられます。

古い建物が多く、色も黄色や茶色、緑とさまざまです。イタリア人の性格は明るく、何事も楽しんでいる感じがします。

 

それでも想像していなかったことや、カルチャーショックはいくつかありました。

一番驚いたことといえば、タバコを吸う人がとても多いことです。

イタリアでは18歳からタバコが吸えますが、18歳以下の人も、学校やカフェで普通に吸っています。それを初めて目の前で見た時は、大きな衝撃でした。

日本では、若いころからタバコを吸うことは身体に悪いと考えられていますが、イタリアではかっこいいと思われています。その捉え方の違いに最初は少し戸惑いましたが、同時に、違いというのは不思議で面白いものだなとも思いました。

 

タバコのほかにも、日本と大きく違うなと思ったことは、1日の過ごし方です。

学校は日本と違い、土曜日にも授業がありますが、毎日午後1時ごろという早い時間に終わります。日本のような部活はありません。

 

「授業の後は時間がありすぎ、いったい何をやっているんだ?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

具体的に言いますと、宿題をしたり、その日に学んだことを復習したり、家の手伝いをしたり。スポーツや音楽など自分の趣味を楽しんだりもしています。

ゆっくりできる時間が多いため、日本のように時間に追われることなく、余裕を持って様々なことに目を向けることができているのだと思いました。

 

子どもだけではありません。大人も仕事の残業はほぼなく、夕方ごろには終わります。

そのため夕食は必ず家族がそろって食べます。

夕食時には、その日にあった出来事や学んだことなど、テーブルを囲んで家族の会話が飛び交います。

 

日本とは正反対だなと思いました。私の親は仕事に忙しく、私自身も塾などがあって、夕食をそろって食べるのは珍しいことでした。

忙しすぎて家族とほとんど会話をしていなかったと気づかされました。

日本とイタリアの時間の使い方の、どちらか一方が正解だとは言えないと思います。ただ、ゆっくりする時間を作ることは、大切なことだと実感しました。

 

まだまだ紹介したいことはたくさんありますが、長くなってしまうので今回はここまでにしたいと思います。

次回はイタリアの学校や教育のことについて書きたいと思います。

 

今月も新しいことを発見し、体験していきたいです!!頑張ります!!

また来月も、ぜひ読んで下さいね。

 

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  • 2022年2月14日
  • 稲垣 智華
  • トビタテの奨学金を頂いて、2月からバンクーバーに1年間留学しに来ています!

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