フィリピンに行くことを決断しました。
私は1~5歳のころ、アメリカ ロサンゼルスに住んでいました。私自身は簡単な日常会話程度の英語しか話すことはできません。しかし家族は流暢に英語を話すことができたため、帰国後も英語が身近にある家庭で育ちました。
父は外資系企業に勤め、母は小学校で英語の教師をしており、姉は大学生で国際教養学部に所属しています。
幼少期にアメリカに住んでいたことに加え、姉がスペインへ一年間留学をしたりして、“留学“という選択肢は容易に浮かびました。
留学先をフィリピンと強く希望した理由は、以前高校生スキッフルでも取り上げられた高校生バックパッカーの吉野裕斗さんの講演会に参加したことでした。
彼の報告の中で親は知識がなく、その子供は学校に行けず貧困という負の連鎖から抜け出せない現実や先進国の行う支援策には少なからず自己満足のようなものが含まれているなどという事実を知った時、私は自分がどれだけ世界の現状を知らなかったかを思い知らされた気がしました。
そして主に南半球に多く位置する発展途上国と北半球に多く位置する先進国との間にある経済力、政治力の格差、いわゆる“南北問題”を肌で感じたいと思うようになりました。
わたしのフィリピンへの留学の動機を母伝えると、母が以前から目につけていた留学団体を私に紹介してくれました。あまり考えず歴史と実績でその団体に決定しました。その後は自分でインターネットや、資料請求により現地の情報を得ていました。
留学への道を進めるにあたり、デンマーク留学を1ヶ月、オーストラリア留学を1週間経験させて頂きました。そこでは、意思疎通ができない中でのファミリーとの関係の構築の仕方を学びました。
それ以降は今回の長期留学準備として、留学機関に指示されるままにオリエンテーション合宿に参加したり、語学の勉強をしたりしています。
留学予定先は未定です。
出発日は7月14日です。
留学期間は約10ヶ月です。
行ってきます。
スキッフルサイトへ留学日記を投稿させて頂きますのでよろしくお願いします。
フィリピン留学予定 澤井紅葉