吉野 裕斗

世界一周出発から半年

僕たちが戦うべき世界

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みなさんこんにちは! 僕は今はジンバブエのブラワヨというところにいます。

ネパール→インド→ケニア→ウガンダ→ルワンダ→タンザニア→ザンビア→ジンバブエと移動してきました。諸事情によりルート変更をし、アフリカを旅しています。
もうすでに一ヵ月以上アフリカにいることになりますが、ここでの学びは刺激的で本当に来てよかったと思っています。
その中で僕が最も伝えたいことは「アフリカをなめちゃいけねぇぞ!」ということです。
日本にいた時は、アフリカは野蛮で未開のイメージでした。広がる大草原と走り回る野生動物達を一番に想像していたと思います。

でも実際に来てみると、かなりの発展度合いに度肝を抜かれました。
ケニアのナイロビはもちろんのこと、ウガンダのカンパラも、ルワンダのキガリも、タンザニアのダルエスサラームも、ザンビアのルサカも…どこの国の首都も綺麗な道路と大型ショッピングモールを持ちビルが立ち並んでいました。

人口が急激に増加し、土地も豊富で今後の発展が期待されるアフリカ各国。
国ごとに情勢や展望は異なりますが、これからどんどん勢いが増してくるのではないでしょうか。

東アフリカの国は公用語が「英語」です。多民族・多言語なので共通語が必要だという背景もありますが、僕の訪問したすべての国で中学校以上は授業が英語で行われています。
小学校から英語での授業が行われている国もあり、ネイティブのように話せる人々ばかりで圧倒されました。
もちろん、経済的な理由から学校に通えない子もおり、彼らは英語を話すことができません。
でも国の発展と共に十分な教育を受けられる子が増え、きっとその状況も改善されることでしょう。
実際、タンザニアの学校では中学生や教員でも四則演算ができない現状がありました。まだまだ教育の質は悪いものの、英語が話せるというポテンシャルは大きな武器です。

さて、日本を振り返ってみましょう。
多くの場合、大学でも授業は日本語です。
大学を卒業しても十分に英語を話せる人は少なく、アフリカの彼らより圧倒的に負けています。
「グローバル人材」という言葉が良く聞かれていますが、私たち日本人はもっと頑張らないと追いつかれてしまうかもしれないのです。
私たちの心のどこかには「アフリカはまだまだ未発展で未熟」という意識があると思います。
でも、急激な発展を見せており、英語の話せる人材もたくさんいます。
今後の人口増加の勢いもすさまじく、もうなめてはいられなくなります。

僕たちも負けないように英語力を磨き、世界に通用する個々になれるよう努力していきたいですね。

 


 

吉野イラスト【プロフィール】

吉野裕斗(よしのゆうと)

Facebook
https://www.facebook.com/yuto.yoshino.73

1997年4月2日 愛知県日進市出身
名古屋大学教育学部附属高等学校3年生

2013年 タイ山岳民族の村訪問・どえりゃあwings設立

2014年 モンゴル訪問・TVや新聞にて特集

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  • 2022年2月14日
  • 稲垣 智華
  • トビタテの奨学金を頂いて、2月からバンクーバーに1年間留学しに来ています!

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