名古屋フィルハーモニー交響楽団は、コロナ禍での影響により、本年2月末か6月末までの活動が全て中止になりました。
7月からは感染防止対策を取りながら演奏会を再開しましたが、止むを得ず中止する公演も多く、そのひとつが『夢いっぱいの特等席』福祉コンサートです。
これは「音楽の喜び・楽しみをすべての人へ」の想いから、障がいのある方とご家族、0歳児からのお子様と一緒にオーケストラを気軽に楽しめるコンサートで、1999年からこの20年間で延べ約70公演を数えます。
多くの民間団体・企業、地方自治体、ボランティアによる運営で支えられるコンサートは、「人と人の交流が深まる地域社会の実現」に寄与しています。
今年は残念ながら中止となりましたが、再び多くの皆さんが気軽に生演奏を楽しんでいただける状態に戻ることを願っています。