〈芸術鑑賞会にお勧めします。〉
とある高校の芸術鑑賞会、イタリアで知らない人はいないほど有名なピアニスト、G.アレヴィは、ジーパンにTシャツ、スニーカー姿で登場した。
「ピアニストになったばかりのころ、客は、たった5人、僕が演奏を終えたとき、一人の客が泣いていた。
人を感動させることができた喜び、音楽が僕の人生だと確信した」と語りながら、17歳の時にはじめて作曲した曲、『JAPAN』を演奏し始めた。
創造性豊かな表現力で、伝統的スタイルに忠実でありながらも、人との触れ合いのある新しい感覚の彼の音楽は、学生たちの心を動かした。
物に溢れ、情報に溢れ、今後、AI(人工知能)が活用されていくであろう世の中で、いまこそ、ホンモノの芸術に触れ、感性を養い、感覚を研ぎ澄まし、物事を創造できる人材育成が必要ではないだろうか。
掲載協力:一般社団法人イタリア音楽振興会
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