愛知の高校から、 海外トップ大進学へ

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前川岳也さん(海陽中等教育学校卒)
進学先:ミネルバ大学

米国大受験にどう取り組んだか

課外活動は、ビジコンやサマープログラムに毎年参加しました。高2のサマープログラムで、日本の相対的貧困に興味を持ち、それに関するボランティアを始め、願書では、そのボランティア活動に焦点を置き、米国大で学びたいことが、自分が今までやってきた活動とどう関係しているか、を個別大のエッセイでは書きました。願書で心がけたのは自分を多面的に表現することです。エッセイで、ボランティア活動を書き、推薦状で学業面や校内活動について書いてもらうことで、自分とは何者かが浮き上がるように意識しました。他の受験生との差別化も意識し、自分にしか書けないエッセイを書くことを意識しました。

ミネルバ大学について

大学の特徴は、4年間の授業全てがオンラインで、かつ、世界7都市(サンフランシスコ、ソウル、ブエノスアイレス、台北、ロンドン、ベルリン、ハイデラバード)を、約半年間ずつ移り住み、各都市で授業の学びを活かしたプロジェクト学習を進められる点です。
授業は、セミナー形式で、大学がアクティブラーニング(AL)を重視し、独自のプラットフォームを使った授業が展開されます。その特徴は「教師は、授業のファシリと学生のパフォーマンスの確認に注力し、不必要に会話をしない」「学生間でのディスカッション、グループワークが中心」「全授業が記録され、全員が復習を行える」「学生へのフィードバックは、最短で授業から1時間以内に行われ、学習改善アドバイスが迅速」な点です。中間・期末試験もなく、成績は毎授業での発言や活動、課題の出来をもとに決められます。

ミネルバでは2年次から専攻を決めるため、1年次はHC(Habits of Mind and Foundational Concepts= 思考習慣と基礎概念)」の習得に時間を費やし、2年目以降の学びの土台とします。ALやHCは、各都市でのプロジェクト学習を進める上で役立っています。学習スタイルは異色ですが、ALや、プロジェクト学習、定期試験がないなどの特徴は、全て理論に基づき、相互が密接に絡み、相乗効果を生み出しています。僕の経験を通じ、ミネルバについて知っていただき、興味を持っていただけたらうれしいです。


「やりたいこと、得意なこと」を通して目指せる米国大学

海外トップ大進学塾
Route H塾長・尾澤

海外の大学、特に米国大受験は総合評価が基本です。高校の成績や英語力(TOEFL iBT®やSAT®のスコア)も重要ですが、「課外活動歴や受賞歴」も重視されます。特に受賞歴と聞くと、ハードルが高いように感じるかもしれませんが、米英のトップ大に進学する方の多くは、実は、高校時代、自分のやりたい活動をやる、参加したい大会に参加する人が多く、受験のために活動する方は少数です。

今回「米国トップ大学受験バイブル」という本を、ハーバードの向井さんとともに出しましたが、彼女も高校時代、登山部や、東北大で短期間ですが研究をしましたが、これらは海外大受験のためではなく、やりたいからやったということです。また、本の中で紹介している、プリンストン大生(宮城県出身)の課外活動も、生徒会、東日本大震災の復興活動、科学系の研究(高校がスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校)も全て、やりたいことをやっています。

一方で、1つを極めるという形もあります。ハーバードに進学したある生徒は、高1まではアイスホッケーのU17の全日本の選手でしたし、MITに進学したある生徒は、生物が好きで、それを深めた結果、国際大会でメダルを取りました。米国トップ大受験は、課外活動歴や受賞歴の評価の割合も高いので、中高生の方は、まず、やりたいことから始め、それを深め、結果を出すことが、合格につながることを知っていただければ幸いです。

なお、本の後半では、大学に進んでからの生活をイメージできるよう33大学の学生による「大学紹介」を網羅しています。大学生に書いていただいた大学の特徴や授業では、私が知らなかったこともあり、米英の大学の教育や授業のよさを知ることができました。


海外トップ大進学塾Route H発「米国トップ大学受験バイブル」(PHP研究所)について

米国トップ大学受験対策のすべてと、米国トップ大学29大学に在籍する学生によるコラムを網羅した320ページの書籍を刊行させていただきました。米国トップ大学志望の方や視野に入れている方のご参考になれば幸いです(Route H塾長・尾澤)

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