金城学院高等学校ハープアンサンブル部は、1975年、金城学院の柱であるキリスト教教育のもとに、宣教師M.I.ケリー氏、河合栄治氏、岡島多恵子氏により創設されました。以後、40年以上にわたり、教会や病院、老人ホームなどでの演奏を通して、その精神は、今も部員たちの心の中に自然に引き継がれています。
毎年、学校では新入生歓迎会、文化祭、花の日礼拝やクリスマス礼拝などで演奏しています。また、名古屋市東区のまちづくりサポーターとして、百花百草、「歩こう!文化のみち」などにおいても演奏しています。
ハープだけの部活動は珍しく、全国でも数校しかありません。アンサンブルとして、皆で心を合わせて演奏できるように心がけています。
2014年度からは、卒業生でもあるハーピストの三宅百合子氏をコーチとして迎え、熱心な指導の下、和気あいあい、練習に励んでいます。現在部員は1年8名、2年10名、3年8名の合計26名で活動しています。
2016年3月に(株)銀座十字屋様より寄贈していただいたレバーハープ9台と、ペダルハープ2台を用いて演奏しています。
毎年、年度末に定期演奏会を行っており、今年度は2月に高等学校榮光館で行う予定です。
多くの方々にハープの温かい音色を届けられるよう、これからも練習に励んでいきたいと思います。
三宅百合子先生
春日井市出身。5歳からピアノを始める。金城学院中学校入学後ホ ハープを始める。金城学院大学卒業後、クラッシック音楽と並行してポピュラーハープも手掛け、演奏活動を始める。ジャズハーピスト金井早苗氏に師事する。オーケストラの定期演奏会・幼稚園・イベント・パーティ等での出演、尺八や日本舞踊との共演や語り手の詩の朗読に曲を合わせる演奏も行う。2010年から毎年、宗次ホールのランチタイムコンサートに出演するなど、意欲的に演奏活動を続ける。