愛知県教育委員会・愛知県子供読書活動推進協議会では、高校生ビブリオバトル愛知県大会を愛知県図書館で開催しました。ビブリオバトルとは、各自が持ち寄った本の面白さについて5分間で紹介し合い、一番読みたくなった本(チャンプ本)を参加者の投票で決定する書評会です。今回の大会では、高校生の発表者16名による予選を2020年10月25日(日)に行い、予選を勝ち抜いた6名による決勝を11月1日(日)に、「令和2年度愛知県子供読書活動推進大会」の中で行いました。決勝当日は、感染症対策を十分に行った中、64名の方が観覧・投票を行い、投票の結果、入賞者が決まりました!
選び抜かれた、思わず読みたくなる本が揃っています。ぜひ、手に取ってみてください!!
パラドックス13
東野 圭吾/著
毎日新聞社
発表者
愛知県立豊明高等学校2年
佐々木 里桜さん
13時13分13秒、突如街から人が消え、荒れ果てた東京。そして、この異世界に取り残された13人の男女。彼らにはある共通点があった。なぜ13人はここにいるのか。極限状態の中起こる人間ドラマは必見です。
目を見て話せない
似鳥 鶏/著
KADOKAWA
発表者
愛知県立岡崎北高等学校1年
飯島 啓友さん
表紙やタイトルからは想像のできない、予測不能のミステリー。コミュ障の主人公の周りに起こる不可解な事件に巻き込まれていって…!? コミュ障ならば思わず「あるある」と言ってしまう一冊です。
よるのばけもの
住野 よる/著
双葉社
発表者
愛知県立佐屋高等学校3年
桑村 海吏さん
中学三年生、教室では誰もが何かにおびえながら過ごしている。自分を守るためのずるさや攻撃、不安や焦燥。夜にバケモノの姿になる安達は「バケモノ」とは何かを問いながら答えを見つけようとする。
その他 決勝進出本
『死ねばいいのに』京極 夏彦 著(講談社)
『物語北欧神話 上』ニール・ゲイマン 著/金原 瑞人、野沢 佳織 訳(原書房)
『レゾンデートル』知念 実希人 著(実業之日本社)
※書名50音順
※紹介コメントはそれぞれの発表者が考えてくれました。
※大会で紹介された18冊の本は、高校生ビブリオバトル愛知県大会2020のホームページに掲載されていますので、見てみてください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/syogaigakushu/bibliobattle.html
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