18歳で選挙権を得る皆さんへ

社会の未来は変えられる

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皆さんが想像する日本社会の未来とその社会における自分の生活は、希望で満ち溢れていますか?
もしかすると、漠然とした不安を抱えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身、高校生の頃は日本で築く自分の将来に希望をあまり見いだせずにいました。
その時は、自分の身近なところでも感じられる日本社会の問題が、ずっと変わらないだろうと思っていたからです。
しかし、今は、「社会の未来は変えられる」、心からそう思っています。

本来、社会のルールや仕組みは、社会の状況に合わせて変わっていくものです。
それは、その時の政治家たちが、様々な意見を持った人々の声を聞き取り、政策に反映させていくからです。選挙で選ばれた政治家が「国民の代表」として議論を交わし、社会のルールや仕組みを作っていきます。
その、社会作りをどんな政治家に委ねるのかということを、選挙権を持つ皆さんも自分事として考えてみることができます。
選挙権の対象が18歳以上に引き下げられたのは、これから高齢者の割合が増えていく中で、より多くの若い世代の人々の声を選挙を通して聞き取り、政策に反映させるためなのです。

「社会は変えられる」、私は有権者としてそう思います。
皆さんの投票が、皆さんが生きる社会の未来を作っていきます。
選挙権を持つ限り、誰にでも等しく投票する権利があります。
自分にとって大切な想いを、投票によって発信してみてください。

文化庁参事官(芸術文化担当)付
槍澤 芽衣
※個人としての見解です。

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