大学に入学し、半年が過ぎました。慶應の日吉キャンパスでも銀杏の葉が黄色くなりつつあります。日が暮れるのもはやく、4限終わりには夕焼け、5限が終わると外は真っ暗です。大学の授業も前期は一般教養が多めだったのですが、秋から政治学科らしい授業が増え、空き時間に近くのカフェで勉強したり、息抜きに友人とおしゃべりしたりしています。
また、音楽のことですと、10月末に初のソロコンサートを名古屋で行いました。無事お客様の満席のご来場で終えることができ、また、企画面や演奏面での改善点も見えてきたのでとても勉強になりました。
学外では、ご縁あって東京大学のお二人とトリオを組ませてもらい、室内楽にも精を出しています。もちろん音楽のプロフェッショナルや仲間から学ぶことは尽きませんが、彼らから学ぶことも本当に沢山あります。普段とは全く違う視点での音楽の解釈であったり、アプローチであったり、とても新鮮です。常にアンテナを高くもって様々な経験をすることの大切さを伺うことができました。
冬になり、慶應も桐朋も期末試験が迫ってきています。何かと忙しい毎日を送っていますが、一日一日を着実に過ごしていきたいと思います。
慶應義塾大学一年
桐朋学園大学一年
柴田 奏
コンサートの様子。
少しだけトークにも挑戦しました。
トリオのメンバー。
今はメンデルスゾーンのピアノトリオに取り組んでいます。