「皆さんには夢がありますか。そして、その夢を追い続ける覚悟がありますか」
以前の私がこの質問と対面したとき、思い浮かんだ答えは明確なNOでした。
過去の自分に耳を傾けるとこんな言葉が聞こえてきます。
「本当は国際協力でたくさんの笑顔を作りたい。でも、自信がないんだ」と。
しかし、私の人生は一つの出会いを境に大きく変わります。忘れもしない高一の春、私は一つの講演を聞き、大きな衝撃を受けました。
そして、私は決意しました。「俺も自分の夢に本気で挑戦したい。そのために一歩踏み出すんだ」と。あの日の決意から約2年。思い返せば、その後トビタテに出会い、書類づくりや面接を経験し、何度も自分と向き合い続けました。そのたびに壁にぶつかり、自分のピースはバラバラになりました。それでも、もう一度組み合わせる。その繰り返しが「自分の軸」を少しずつ築き上げていき、やがてその挑戦の連続は、私の宝物になっていました。
もしあの日、一歩を踏み出せていなかったら、きっと私はかけがえのない宝物をどこかに置き忘れてしまっていたでしょう。「一歩を踏み出すこと」は未来の自分への最高なプレゼントです。
さぁ、皆さんも一歩踏み出してみませんか。
名古屋市立向陽高校三年 堤 大一郎
詳しくは公式HPを御覧ください。
http://www.tobitate.mext.go.jp/hs