トヨタの社会貢献事業のひとつ、トヨタ博物館を取材しました。
1989年に創立したトヨタ博物館は、世界の自動車の歴史を体系的に一望できる世界的にも珍しい博物館と評価されています。
2017年1月には、27年ぶりの常設展示のリニューアルが完成し、世界の中で日本の車がどのように進化してきたのかが比較しながら見られるようになります。
収蔵車は500台を数え、このうち160台余りを常設展示しています。定期的に整備しながらほとんどの車を走行できる状態で保存しているのも大きな特徴です。最も古い車はベンツ3輪車です。ガソリン自動車第一号車としてドイツ人カール・ベンツが1886年に発明しました。20世紀初頭に世界で初めて大量生産に成功したアメリカのT型フォード、50年前に日本のスポーツカーとして数々の速度世界記録を更新したトヨタ2000GT、アメリカのルーズベルト大統領の専用車など、多くの貴重な車をまじかに見ることができます。映画でお馴染みのオート三輪車ミゼットなど、もしかすると皆さんのお爺さん、お婆さんたちが乗っていたかもしれない車にも会えます。
自動車は人々の生活を支えながら発展を遂げてきました。トヨタ博物館が、これからも歴史ある車を通じて自動車文化の発信をすることを期待しています。
クラウンRS21〔トヨタ 1960年〕
パッカード トゥエルブ (ルーズベルト大統領専用車)
〔パッカード 1939年〕
トヨタ2000GT〔トヨタ 1968年〕
トヨタ博物館
愛知県長久手市横道41-100
Tel.0561-63-5197
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応募締切:2017年1月10日まで