愛知県教育委員会・愛知県子供読書活動推進協議会では、高校生ビブリオバトル愛知県大会を愛知県図書館で開催しました。ビブリオバトルとは、各自が持ち寄った本の面白さについて5分間で紹介し合い、一番読みたくなった本(チャンプ本)を参加者の投票で決定する書評会です。今回の大会では、高校生の発表者14名による予選を2021年10月24日(日)に行い、予選を勝ち抜いた5名による決勝を11月3日(水)に、「令和3年度愛知県子供読書活動推進大会」の中で行いました。決勝当日は、感染症対策を十分に行った中、64名の方が観覧・投票を行い、投票の結果、入賞本が決まりました!
選び抜かれた、思わず読みたくなる本が揃っています。ぜひ、手に取ってみてください!!
ままならないから私とあなた
朝井 リョウ/著
文藝春秋
発表者
名古屋市立菊里高等学校2年
桑原 結子さん
人間の曖昧さや不安全さ、面倒な物事の中にこそ温かみを感じる私と、それらを全て無駄だと判断し切り捨てて生きるあなた。大好きなのに、分かり合えない。理解できなくて傷つけ合っても、あなたのことを知りたい。
育休刑事
似鳥 鶏/著
幻冬舎
発表者
愛知県立岡崎北高等学校2年
飯島 啓友さん
主人公で警察官の秋月春風(あきづきはると)は現在育休中。そんな彼に次々と事件がふりかかります。事件解決のカギは・・・赤ちゃん!?笑いあり、驚きありの新感覚育児ミステリーです!
弱キャラ友崎くん
屋久 ユウキ/著
小学館
発表者
愛知県立豊明高等学校3年
稲垣 公基さん
人生弱キャラゲーマーの主人公友崎文也はゲームのネット対戦を通じて人生強キャラの日南葵と関わりを持つ。全てを諦めていた友崎は日南の「人生は神ゲー」の一言から日南の指導により人生の強キャラを目指していく。
すべてがFになる
森 博嗣/著
講談社
発表者
愛知県立新川高等学校1年
浅野 彩乃さん
ある孤島のハイテク研究所で起こる不可思議な密室殺人は、私たち読者の予想をはるかに超える展開となって繰り広げられていきます。ミステリーの世界を変えた記念碑的作品で、読めば読むほど作者の独特な世界観に引き込まれていくでしょう。
その他 決勝進出本
『東大流!本気の自由研究で新発見 QuizKnock Lab』須貝 駿貴 著(KADOKAWA)
※紹介コメントはそれぞれの発表者が考えてくれました。
※大会で紹介された14冊の本は、高校生ビブリオバトル愛知県大会2021のホームページに掲載されていますので、見てみてください。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/syogaigakushu/bibliobattle.html