こころときめく贈り物

高校生にすすめる一冊の本

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愛知県図書館YA担当お薦めの本

「こころときめく贈り物」~高校生にすすめる1冊の本~は、愛知県内の国立・公立・私立高等学校・特別支援学校(高等部)・中等教育学校(後期課程)の図書館担当の先生や公立図書館司書の方々から推薦のあった本、高校生が友だちにすすめたい本などを生徒のみなさんに紹介するものです。

小さな子供でも、成熟しきった大人でもない、高校生の皆さんにピッタリくる本の専門家、図書館の「ヤングアダルト(YA)サービス」担当者。今回は愛知県図書館のYAサービスの担当者が、昨年出版された本や、話題の本の中から選りすぐりのお薦め本を紹介してくれています。新しい生活様式に本を取り入れよう!!
もっと色々な本を知りたい人は愛知県図書館HP(https://www.aichi-pref-library.jp/)のティーンズコーナー「本のご紹介」を見てみてください。「白くまのホリー」が目印です!


死ねばいいのに

京極 夏彦/著
講談社 2010年

この本は、不安や葛藤から逃れたい私たちに、解決する意欲ときっかけをあたえてくれます。言い訳ばかりしてしまう毎日から脱却したい人に読んでほしいです。
(『高校生ビブリオバトル愛知県大会2020』の決勝進出図書です。紹介コメントは発表者の方が考えてくれました。)


宮沢賢治の地学読本

宮沢 賢治/作
柴山 元彦/編著
創元社 2020年

地学の先生でもあった宮沢賢治。実は、その作品の中には、科学――特に地学的な要素がたくさんちりばめられています。選りすぐりの5作品を読んで、物語と地学の面白さに触れてみませんか? 「宮沢賢治の地学教室」「宮沢賢治の地学実習」に続くシリーズ第3弾!


空のあらゆる鳥を
(創元海外SF叢書)

チャーリー・ジェーン・アンダーズ/著
市田 泉/訳
東京創元社 2020年

魔法使いの少女パトリシアと、天才少年ロレンス。周囲から理解されない者同士、唯一の話し相手になって学校生活を送っていたけれど、あることをきっかけに離れ離れになってしまいます。別々の道を歩んだ二人は成長して再会するも、魔術師と科学者という対立する立場になっていて……。
ネビュラ賞(アメリカの最も優秀なSF・ファンタジーに贈られる賞)・ローカス賞(英語圏のSF・ファンタジーが対象の賞)受賞のSFファンタジーです。作者はこの物語でクロフォード賞(初めてファンタジーを書いた作家が対象の賞)も受賞しています。


ルーパートのいた夏

ヒラリー・マッカイ/作
冨永 星/訳
徳間書店 2020年

今から百年以上も昔、まだ女の子に勉強は必要ないと思われていた時代。いつも寂しさを感じていたクラリーは、毎年夏に祖父母の家に行くのを楽しみにしていました。そこには面白くて親切な従兄のルーパートがいるし、家で暮らすよりもずっと自由でいられるから。成長したクラリーが自分で学校を選んで通い始めた頃、ルーパートが軍隊に入ったという報せが。そして第一次世界大戦が始まってしまい……。
コスタ賞(イギリス・アイルランド在住の作家が書いた最も面白い本に贈られる賞)受賞作品です。

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