皆さん、「SDGs」を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
SDGsは、Sustainable Development Goalsの略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
2015年に世界193か国が掲げた、2030年までに推し進める世界共通の17つの目標です。
私がSDGsを初めて知ったのは高校生の時でした。
当時は、大きな目標なのだから、政治家や会社の社長など、社会や組織を引っ張る一部の人々が取り組むもので、自分にはあまり関係ないことだと思っていました。
しかし、これまでSDGsを自分事として行動している色んな人々に出会い、SDGsは日本社会の一員である私たち一人ひとりの生活にも密接であると気が付きました。
SDGsを考えるということは、私たちが生きていく社会の未来を考えることにつながります。
社会に対する課題意識は、自分が学びたいこと、将来したい仕事・活動を考える土台になります。
例えば、SDGsの「質の高い教育をみんなに」と「人や国の不平等をなくそう」という目標は、私が特に解決したい課題にあてはまります。
これらは、私が、教育・制度作りに携わる仕事を選ぶきっかけとなりました。
SDGsは、あらゆる社会に共通する課題が分かりやすくまとめられたものです。
自分が生きる社会の未来を想像し、今ある課題を少し自分事として見直してみることで、新しい決断や行動につながるかもしれません。
皆さんがこれから何か新しい一歩を踏み出したいとき、SDGsを考えることをきっかけにしてみてください。