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★岡本 満喜子 准教授
社会安全学部/安全マネジメント学科
「実際の品質以上に良いものだと思わせる広告・口コミに消費者がだまされている」
現在、販売されている健康食品の中には、「これさえ飲めば痩せる」などの謳い文句で、実際の品質より良いものだと思わせるような表示広告もあり、これらは景品表示法に違反する可能性があります。また近年は、有名人やレビューを見て購入する人が増えており、売り手が有名人を利用し、レビューを装って商品情報を発信するステルスマーケティングも横行。しかし、これについては景品表示法違反に該当するかの結論が出ておらず、被害に遭う人が後を絶ちません。
消費行動に対するリスクという観点からアプローチすることも「安全学」の学びの1つ。消費者の安全と保護や、被害に遭わないための啓発活動など、安全・安心な暮らしを支えるための施策を一緒に考えていきませんか。
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★徳山 美津恵 教授
総合情報学部/総合情報学科
「情報技術の進展によって、実在する店舗もますます面白くなっていく」
現在、ファッション系通販サイトがいくつも登場し、その市場規模は年々拡大しています。また、実在する店舗も情報技術によりカートやミラーなどを通して、インターネット上のクチコミやコーディネート情報を確認できます。このようなデジタル技術を社会で活用する方法を興味に応じて学べるのが総合情報学部です。
Profile
専門はマーケティング、消費者行動論。地域ブランドの研究や地域の問題解決に関するプロジェクトに取り組んでいる。
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★高鳥毛 敏雄 教授
社会安全学部/安全マネジメント学科
「当たり前と思っていませんか?"食の安全"は、多くの人々と社会のしくみで保たれています」
社会安全学部では、食品添加物や遺伝子組み換え食品などに関する科学技術の安全性の評価方法や、その安全の基盤となる社会システムを学びます。
自分自身はもちろん、周りの人々の健康や食の安全をどう守るかについて、部分的な知識ではなく社会を見渡して考え、行動する「安全のプロフェッション」を必要としています。
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★川口 寿裕 教授
社会安全学部/安全マネジメント学科
「多様な人々が集まる場所での事故を未然に防ぐ方法としてシミュレーションを活用」
オリンピックのような国際的なイベントには、文化・慣習の異なる様々な国と地域から、多くの人が集まります。多様な人々が同じ場所・同じ時間に集中すると、思いがけない事故が発生する可能性があります。私たちは歩行者の流れについて、主にコンピュータ・シミュレーションを使って研究しています。階段や出口の幅・配置などによって人の流れがどう変わるのかといったことは、平常時であれば歩行者空間の快適性に関わる問題です。しかし災害発生時には、階段や出口の設計は避難効率に影響し、安全と強く関係します。人が過密状態になると「将棋倒し」や「群衆なだれ」など群衆事故につながるケースもあります。特に緊急避難や群集事故などは実際の人を使った実験が難しく、国内での過去の事例数も少ないため、コンピュータを使ったシミュレーションが有効だと考えています。
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★橋本 恭之 教授
経済学部/経済学科 公共経済専修
「オリンピックの経済効果には「プラス」も「マイナス」もある!」
オリンピックがもたらす経済効果は、まず建設業界が利益を増やし、その恩恵が建設業界以外にも波及していき、短絡的にプラスをもたらすのです。この「需要の波及プロセス」はマクロ経済という科目で学ぶことができます。 オリンピックの経費は、開催都市が負担するのが基本です。建設費は地方債で、施設維持費は施設利用料でまかなわれます。しかし、開催後はよほどの人気施設でなければ税金で不足分を補填することになるでしょう。長期的に、地方財政へのマイナスの影響があるかもしれません。 2020年の東京オリンピックでも、開催時には経済効果が期待できても、スポーツ施設の維持・補修費が自治体の重荷になることが懸念されます。こうした地方財政の現状と課題を理解し、今後のあり方について考えるのも経済学の一分野です。高校生の皆さんも社会の一因であることに変わりはありません。ぜひ自らのこととして興味をもって学んでみてください。
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「買い物中に充電完了?コンビニは未来のエネルギーステーション」
いつでもどこでも、素早く充電ができる社会になると、電気自動車などのバッテリーが小型・軽量になり、エネルギー効率も高められます。それには、大容量の電気を蓄えられ、素早く充電・放電できるように、現在よりも高性能な蓄電池やスーパーキャパシタを備えた補給基地が街中に多数必要になります。蓄電池は電気をたくさん蓄えること(高エネルギー)に優れており、スーパーキャパシタは電気の急速な出し入れ(高出力)を得意としています。よって両者の生産を可能にする電極材料や電解質材料の研究を進め、その開発に成功すれば、コンビニなどで買い物を済ませる間に携帯機器や電気自動車の充電ができるようになるなど、エネルギー効率と利便性に優れた社会を実現することが可能になります。
Profile
専門は、電気化学で、特に高性能蓄電池やキャパシタの材料開発を推進。
関西大学
http://www.kansai-u.ac.jp/
〒564-8680
大阪府吹田市山手町3-3-35
お問い合わせ
TEL:06-6368-1121(入試センター)
– DATA –
1886年、「関西法律学校」として開校。教育理念「学の実化(じつげ)」のもと、世の中に役立つ学問を理論と実践の両面から学び、世界に貢献できるリーダーの育成に取り組んでいます。