現代社会において、若者の文字離れが進み、ネット中心の時代ではパソコンやスマホから発信される情報の授受が偏る傾向が強く、物の考え方まで影響しているのではないかと懸念する昨今です。
さらにフェイクニュースということばに代表されるようにその情報は正しい情報なのかという根本的な事柄が保証されていません。
スキッフルでは文字離れはコミュニケーション離れと捉え、その対策の第一歩として、積極的に文字に触れてみようと日本経済新聞社様のご協力をいただき、今回第3目のスキッフル「日本経済新聞の読み方」講座に学生スタッフが挑戦してみました。夏休み前の開催で、皆さんの都合が合わず少人数の参加でした。
今回も講師は日本経済新聞社名古屋支社販売部の高柳利徳さんに担当していただきました。
それでは今回の講座の内容をご紹介いたします。
日本経済新聞は国内61拠点海外37拠点に記者が1300人。国内のすべての上場企業+有力企業に担当記者を配置し取材体制を取り、視点は「ビジネスの視点」に立ち、世の中のトピックスをビジネスやマネーへの影響はどうなるだろうか?と言う切り口で分析し、多くの事例を紹介している全国紙です。なので、先を読む力を磨くには新聞は最適なツールと前置きをします。
日本経済新聞の効率的な読み方については基本の学習なので、今講座でも復習を兼ねて解説いただきました。
今回の目玉は2020年教育改革で何が変わる?大学の入試と授業が変わることの情報を伝えていただきました。学習指導要領の改訂の方向性などいち早く学ぶことができました。
キーワードとして大学入試は「新聞を読む人が確実に有利」になる。
入試の問題が変わり、解答形式が変わる。具体的には文章量が増える、複数のデータを読み解く、社会的なテーマから出題される、解答は記述式、解答パターンも複雑になるとのことでした。2024年の本格実施に向けてスタートしています。
すでに長文を読み解くは必須の案件でもある。これからは社会的テーマの知識と「読む」「書く」「考える」力が必要になるとのことでした。
また、講師から日経の文字数は25万文字。全ては読まなくて良い!「新聞をストレスにしない」ようにアドバイスを受け。平均読み時間28分、2割は15分未満である。それをお聞きして講座を受けているスタッフも「読める範囲から始めればいいんだ」と胸をなでおろしました。
今回の講座をお聴きし、この短い時間でしたが「日本経済新聞の読み方」で新聞の読み方のコツを学び、未来を読むで身近な大学入試の方向性を学び、今の社会はよりコミュニケーション能力を重要視されていることを今回の受講で学びました。
スタッフからの当日の感想をお聞きしております。誌面に限りがありますのでスキッフルサイトをご覧ください。
また、今後も日本経済新聞社様と一緒に講座のご紹介をさせて頂きますので「百聞は一見にしかず」「目から鱗が落ちる」講座に、ご参加下さい。(先生方も歓迎)
参加した高校生の皆さん
岩田 浩空 愛知県立天白高等学校
近藤 海生 聖霊高等学校
佐藤 奈南 名城大学附属高等学校
柴田 和琳 中京大学付属高等学校
※感想文は後日掲載いたします。
第4回 新聞の読み方講座 参加者募集
開催日時:2020.1/30(木) 18:30~20:00
場所:日経栄カンファレンスルーム (日本経済新聞社名古屋支社3階)
販売部 担当:高柳
名古屋市中区栄4-16-33
☎︎052-243-3351
応募締切:2020年1月20日(月)まで
事前にご父兄、学校の許可を得てください。
開催日の変更をする事がありますので、予めご了承ください。
変更がある場合は参加予定者に直接ご連絡させていただきます。